カーコーティングとワックスには、以下のような違いがあります。
まず、ワックスは主に「油」でできています。
詳しくいうと、「蝋」と「石油系の溶剤」です。
そのため、車のボディーに塗ると深みのある艶を出すことができるのですが、皮膜は半分液体という不安定な状態になっており、雨などに当たっただけで油脂分が出てきてしまいます。
そして、残存した蝋は、水垢の要因にもなるのです。
また、耐熱性が低いので蒸発しやすく、1ヵ月くらいしか保ちません。
一方、カーコーティングはかなり異なります。
一口にカーコーティングといってもいろいろな種類がありますが、ポリマー系の物であれば、シリコンやフッ素などが主な成分であり、これらはボディーに塗られた際に「架橋反応」という化学反応を起こします。
これは、分子同士がくっつき、強い皮膜を作り上げるという物です。
その皮膜は密度が非常に高いため、煤などが入り込むのを防いでくれますし、3ヵ月~3年ほどと持続時間もかなり長くなるのです。
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