ふだんからあまり腰痛など感じたことのない自分でしたが、ある冬の日、突然腰の痛みに見舞われてしまいました。
12月下旬の冷え込む日々が続いていた頃でした。お正月前にはお墓をきれいにするのが地方の習わしです。
草の生えたお墓の掃除で、竹まで生えているので相当手間がかかります。鎌を持って、しゃがんで中腰の姿勢で、およそ2時間も掛かったでしょうか。疲れるものです。
その後、今度はお餅をついたので、親戚に送るので荷造りをして、ずっしりと重い段ボールをえっちらおっちらお店まで運びに歩いて行きました。腰には相当な負担がかかっていました。
でも若いし、それくらいどうということもない、と安心していたのです。ところがそれから翌日でしたでしょうか、洗濯してから家に入ろうと段差のため足を上げたところ、『ズキーン!』と魔女の一撃が走りました。
これがぎっくり腰というものだろうか、と初めての経験でした。
本格的なものではなかったものの、腰をねじる、前に斜めに伸ばすなどという動作が出来ません。
腰がいけないとこれほどしんどいものなのだろうか、と実感した次第です。